キャンプ需要がますます増える昨今、周りでは流行ってるけど行ったことが無い方。
そもそもキャンプって、わざわざ山奥に行って何をすればいいのかもよくわからないという方。
今回は、そんな方向けにキャンプの本質的な魅力を3点紹介し、その楽しさを書いていこうと思います。
もくじ
- キャンプをしたことがない
- キャンプに興味はあるけど楽しみ方がわからない
- キャンプは好きだけど、周りの人にどう勧めたらいいかわからない
キャンプの魅力
キャンプの魅力と言えば、何と言っても自然を堪能する事。
普段都会で仕事、生活をしている人が喧噪を離れ、木々が揺れる音、四季で変わる景色、匂い、鳥の声に川のせせらぎ、焚き火の音を聞く、、。
何となく気持ちいいんだろうなぁというのは想像できるけど、準備に設営と大変なイメージもありますよね。
それなら他の遊べるスポットや癒される施設に行った方がいいんじゃない?
そう思う方もいると思います。
ですが、キャンプにはそういった娯楽スポット、施設では代替しきれない大きな魅力があります。
- 非日常を楽しむ
- 何にも縛られない時間を楽しむ
- 自分でロケーションを選べる
一つづつ解説していきます。
・非日常を楽しむ
あぁ例のあれね?キャンパーがかっこつけて言うやつね?
そもそも野宿なんだからたいていの人にとって非日常だろ!
はい。その通りです笑
じゃあその非日常って具体的に何なのか?
ここで言うキャンプにとっての非日常とは、言い換えれば敢えて不便になるということです。
当たり前ですが、山に行けば基本的に電気もガスもありません。
暑いし、寒いのは当たり前。風は吹くし雨も降ります。雅に自然をダイレクトに体感することになります。
わざわざそれをしに行くのがキャンプです。
ただの物好きな人達だなと思うかもしれません。
ですが、ここでちょっと考えてみてください。
遊園地や旅館にみなさんも行きますよね?そこに何を求めてわざわざ行きますか?
ストレス発散の為。温泉に入って体を癒す為。おいしいごはんを食べる為。
色々あると思いますが本質は何でしょう?
「非日常を味わう事」ではないでしょうか?
キャンプも感覚は同じことなんです。
キャンプの場合、それが遊園地のアトラクションや旅館のサービスではなく、自然なんです。
キャンプを楽しむということは、その不便な状況の中に身を置いて、いかに自分好みに気持ちよく過ごせる環境を作るか、という参加型のエンタメなんです。
・何にも縛られない時間を楽しむ
不便を楽しむのがキャンプと言いましたが、ちょっと感覚が特殊過ぎませんか?単純にもっとメリットはないの?
確かに、、荷物は重いし色々と汚れるし、後片付けやら何やらでなかなか疲れてしまうのも事実。
ですが、僕はそんなデメリットがあってもキャンプから帰ってきたら、
あぁまたすぐ行きたいなぁという気持ちが湧いてきます。
それは自然に触れる事で社会のしがらみから解放され、自由になれる時間として価値を感じているからです。
某有名なグルメで孤独なサラリーマンも似たような事を言っています。
時間や社会にとらわれず、幸福に空腹を満たすとき、
つかの間、彼は自分勝手になり「自由」になる。
誰にも邪魔されず、気を使わずものを食べるという孤高の行為。
この行為こそが現代人に平等に与えられた、 最高の「癒し」といえるのである。
まさにこれです笑
彼にとっては空腹を満たす事ですが、キャンパーにとってはキャンプをする事自体が最高の「癒し」なんです。
遊園地=楽しい時間、旅館=癒しの時間、キャンプ=自由な時間を提供されているという事です。
・自分でロケーションを選べる
キャンプの楽しさは、自由な時間だけではなく何と言っても場所やテントの張り方等も制限が無い事でしょう。
もちろん常識的な範囲が前提ですが、許可されているエリアで他の人に配慮した上であれば自由です。
この楽しみは、当たり前ですが施設としてロケーションが決まっている遊園地や、旅館では味わう事は出来ません。
気に入った景色が見れる場所に設営したり、より整ったフィールドに設営してプライベート感を楽しんだり。
僕と同年代くらいの男性ならわかるかもしれませんが、それは子供の頃作った秘密基地によく似ています。
誰にも邪魔されず、好きな場所に基地を建て、自分の好きな物に囲まれて、好きな事をやる。
それに、苦労して作った自分だけのこだわりの基地はその佇まいに愛着も湧いてきますよね?
あの頃思い描いていたけど実現できなかった完璧な秘密基地を、キャンプという形で実現出来るのです。
どうですか?もうワクワクしてきませんか?
キャンプ未経験でも味わえる
僕は基本ファミリーキャンプをしていますが、妻は元々全くキャンプに行った事の無い人でした。
付き合っていた当初僕がキャンプに誘ってから行くようになったのですが、今ではしっかりハマっています。
一緒に行った僕が妻を楽しいませるのが上手かったからという訳ではありません。
むしろ逆で、妻にとって初キャンプは土砂降りの中設営をし、尚且つタープが浸水するというなかなかハードな幕開けでしたから笑
ですが、そんな妻がキャンプを好きになったキッカケはその夜でした。
雨雲がすっかりなくなって、夜空一面に無数の星が輝いていました。
その光景は、普段生活している中では絶対に見る事の出来ない程だった為、
とても印象強く残っているようで今でもよく話をします。
まぁ、土砂降りの辛い経験の後の満点の星空だったので、ご褒美感も加点されたかもしれませんが笑
このように全く未経験の人がキャンプに行っても、そういった体験一つで魅力を味わう事が出来るんです。
妻はその日、不便な自然の厳しさと壮大さを感じ、その時間を自分達が独り占めできた事で楽しめたんだと思います。
まとめ
今回キャンプの本質的な魅力について書きましたが、キャンプの仕方、過ごし方にルールはありません。
焚き火を楽しむ人、景色とお酒を楽しむ人、料理を楽しむ人、読書を楽しむ人、ゲームを楽しむ人。
倫理観さえ持っていれば後はみんな自由です笑
なぜならそれは、誰にも邪魔されず、気を使わない孤高の行為。
この行為こそが現代人に平等に与えられた、最高の「癒し」なので!
みなさんもキャンプの魅力に触れて、この孤高の遊びを体験してみてはいかがでしょうか?